鶴ケ峯中学校吹奏楽部が、8月6日の神奈川県大会で金賞を受賞。東関東大会への出場を決めた。同部は昨年、44年ぶりに東関東大会に出場し、2年連続。
50人編成で課題曲と自由曲を競うA部門。今年の自由曲は、自然を描いた神秘的なハーモニーが美しい酒井格作曲の「森の贈り物」。ソロパートも随所にあり、表現力とともに技術力も問われる。顧問の山田康二教諭は「県大会では力を出し切ったが、ツメの甘いところも多かった。次に向けて修正していきたい」と話す。
明るいニュースの一方で、副部長の藤巻花織さんは「県の演奏は本当に悔しい」と悔しさをにじませ、「このままじゃだめ。今まで支えてきてくれた方のためにも恩返しできるようにしたい」と意識を高める。
部を支える3年生は11人と、編成の半数を下回る。だが、その人数を逆に強みにして団結力を養ってきた。練習メニューを部員たちで決めるなど自主性の高さを山田教諭は評価する。部長の天野遥香さんは「東関東では県の悔しさを返したい。次のステージに行けるよう、しっかり努力して、いい演奏をしたい」と意気込んだ。
大会は9月7日に宇都宮市文化会館で行われる。
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