万騎が原中学校の男子卓球部が3月28日・29日、埼玉県で行われる「第16回全国中学選抜卓球大会(男子団体戦)」に神奈川県代表として出場する。同部の選抜大会への出場は2年ぶり2回目。前回出場時の、予選リーグ2位チームによるトーナメント「準優勝」越えを目標に、大舞台へ挑む。
同部は昨年12月に開催された「第61回神奈川県中学生卓球大会」で優勝。準々決勝、準決勝、決勝ともに、3対0のストレート勝ちで選抜大会出場を決めた。
初心者から全国へ
卓球を始めたのは部員全員が中学入学後。ずば抜けた選手、いわゆる「絶対的エース」はいないものの、総合力で勝負するのがチームカラーだ。週7日の練習と、基礎を大切に繰り返し行う練習の2つが、強さの秘訣。休日は終日練習することもあるほか、県外へ遠征して強豪校との練習試合に臨むこともあるという。部長の塩田健人君(2年)は「練習場所に恵まれていることと、(顧問の)先生の指導が大きい」と語る。顧問の大橋克己教諭は「穴がないので、どこからでも3勝することができる」と、チームを分析する。
関東大会でベスト4入り
同部は3月14日・15日にも、関東各県の新人戦上位チームが争う「第21回関東中学校選抜卓球大会」に出場。予選リーグを1位で突破し、決勝トーナメントでも接戦を制するなどベスト4に入った。塩田君は「準決勝で1対3と負けたけど、もう少し頑張れたかなと思う」と話し、大橋教諭は「(中学まで)オール初心者のチームで関東ベスト4はめったにない。よくがんばった」と健闘を称えた。
選抜大会を目前に控え、塩田君は「予選リーグで2位トーナメントには残りたい。2年前の先輩たちの成績が目標」と抱負を語った。
旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|