神奈川県ライトセンター=二俣川=で3月6日、花の香りの強い早咲き桜「春めき」の植樹式が行われた。
同施設は視覚障害者を支援するため、県が設置し日本赤十字社が運営する施設。今回の植樹式は、同施設に通う視覚障害者の人にも、花の香りが豊かな「春めき」で春を感じてもらおうと行われたもの。
「春めき」は、南足柄市で農業を営む古屋富雄さんにより品種登録された桜で、同施設に2本が寄贈された。植樹式には、同施設を利用する視覚障害者の人たちが参加。2メートルほどの若木の根元にスコップで土をかけ、幹や枝を触り感触を確かめていた。
同施設の工藤孝志所長は「利用者の皆さんには、桜が大きくなっていくのを今後の励みにしてほしい」と語り、参加した女性は「幹を触ってみたけど、すごく細かった。花が咲いたら匂いを楽しみながら、友達とシートを敷いてお茶を飲みたい」と話した。
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