二俣川駅南口再開発工事に伴い10月3日から、「仮バス乗降場」などの運用が開始された。これは再開発工事で駅前ロータリーが閉鎖されたことによるもの。ロータリーの完成は2016年12月に予定されている。
二俣川駅南口再開発は、旧グリーングリーン・旧YCV本社ビル・駅前ロータリーなどからなる、約1・9ヘクタールの用地で計画されている事業。完成予定は18年3月。地上29階(高さ約99m・約420戸)の高層マンション、店舗や地域ケアプラザなどが入居する地上11階(高さ約50m)の業務・商業棟、駐車場棟も建設される。また、事業用地を通る、都市計画道路「鴨居上飯田線」(本宿・二俣川地区、さちが丘地区1630m)の工事も並行して進行。駅南口部分が重点的に進められ、順次そのほかの部分にも着手していくという。完成時期は未定。
二俣川地区連合自治会の内田恒作会長は「再開発をきっかけに地域が活性化し、よりよい街づくりにつながれば」とする一方、「道路工事の情報が少ない。地域から出している要望に対する返答など、進ちょく状況などをもっと教えてもらいたい」と話す。
「仮乗車場」は西友前へ
3日から運用が開始された「仮バス降車場」「仮タクシー乗降場」「一般車の転回場」は、再開発用地内(旧横浜銀行前付近)に設置。「仮バス乗車場」は、駅から少し離れた西友前の歩道スペースを削り、移設された。バス乗車場が駅から遠くなったことに関し、「仕方ない」と話す利用者がいる一方、高齢者からは「足が悪いので坂が少し大変」という声もある。
また、二俣川駅南口地区市街地再開発組合では「このような形で不便を掛けます。今後も安全に務めながら、工事に関する進ちょく状況はホームページなどを通じ、随時発信していきます」と話した。
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