区内中白根の住宅で6月11日、区民の自宅を活用した初めての取り組みが始まった。
取り組みは自宅の活用方法と高齢者の居場所づくりを目的に、上白根地域ケアプラザが主催したもの。「地域住民の居場所を作るために親の自宅を提供したい」という柳澤智敬(ともひろ)さんからの相談をきっかけに、同ケアプラザや旭区社会福祉協議会、旭北地区連合自治会が家の活用方法について検討。まずは家を開放して地域の人々で使えることを知らせるために、お披露目会が開かれた。
当日はスタッフ含めて100人以上が参加。コーヒーが提供される休憩スペースが設けられたほか、健康測定なども実施された。また、「高齢者の食事と栄養」などをテーマに近隣の老人ホームによる講座も行われた。
住民とともに活用法探る
さらに、会場となった家の活用方法について意見募集も実施。参加者からは「お友達とお話しできる場になると良い」「健康測定は定期的にやってほしい」「一人暮らしなので、お茶飲み会がしたい」などさまざまな意見やアイデアが飛び交った。
同ケアプラザでは今回出たアイデアなどをもとに、地域住民たちと一緒に家をどんな場所にしていくかを検討していくという。柳澤さんは「将来的には多世代が交流できる場所として利用できる家になるようにしていきたい」と話している。
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