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旭区・瀬谷区版 公開:2018年7月12日 エリアトップへ

横浜動物の森公園 未整備区域の意見を募集 今年度中に基本計画策定へ

社会

公開:2018年7月12日

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未整備区域基本計画案の計画図
未整備区域基本計画案の計画図

 よこはま動物園ズーラシアと隣接地で整備が進められている「横浜動物の森公園」の基本計画案に対する市民意見募集が7月25日(水)まで行われている。未整備区域の活用法や道路計画などがまとめられ、今年度中に基本計画が策定される予定だ。

 横浜動物の森公園は、旭区上白根町・都岡町・川井宿町と緑区三保町にまたがる約103・3ヘクタールの丘陵地に、市が整備を計画している広域公園。都市計画が決定したのは1984年。99年には、同公園の一部でもあるズーラシアが一次開園した。その後、繁殖センターや緑のリサイクルプラントも完成。2015年にはズーラシアが全面開園している。また、17年に開催された、第33回全国都市緑化よこはまフェアで、公園計画地の一部区域が「里山ガーデン」として整備。フェア終了後も春と秋の部分開園が行われている。

ゾーンに分けて活用

 未整備区域基本計画案では、ゾーン区分に沿った活用方法が検討されている。里山ガーデンエリアは4つのゾーンに区分。緑化フェア開催時に整備された大花壇を中心とした「花と緑のゾーン」のほか、公民連携推進エリアとして先行整備される「森を楽しむゾーン」ではアスレチックやキャンプ体験ができる施設がなどが予定。そのほか、「谷戸の環境ゾーン」「入口ゾーン」と、緑化フェアの成果を活用した整備が検討されている。

 一方、里山の豊かな自然が残る未整備区域では、樹林地を保全しつつ遊歩道を整備する「保全林ゾーン」、特色のある緑を推進する「紅葉の森ゾーン」、ズーラシアを一体化し北側のメインゲートを配置する「動物の森連携ゾーン」、近隣住民のための公園施設を配置する「コミュニティゾーン」の4区分に分けた整備を予定。横浜らしい里山の豊かな自然を生かした整備計画となっている。また、現状、中原街道からズーラシアにつながる中央道路は、緑区側の三保街道まで延伸を計画。アクセス方法が増えることで周辺道路の渋滞緩和も期待されている。市環境創造局担当者は「地域の皆様や多くの方にご意見いただき、丁寧に進めていきたい」と話す。


 意見募集の応募に関する問い合わせは、市環境創造局【電話】045・671・4125、または【URL】 http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/へ。

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