今年4月、旧左近山第二小学校に開校した左近山特別支援学校(吉田良直校長)。同校では東京キリンビバレッジサービス株式会社の協力で自動販売機を設置し、職業教育に役立てている。
これは同校の古川晶大副校長が「リアリティのある教材を使って働くことをイメージしてほしい」と、県内で同様の取り組みの実績があった同社へ依頼して実現。6月25日に自販機が設置され、同社社員の説明を受けてから児童生徒は実際に商品を入れる作業を体験した=写真。
「楽しかった。これからもやっていきたい」と市原稜大さん(11)。安田翔さん(16)は「自販機を見たことはあったけど、入れるのは初めて。何気なく見ているけど、裏でこんな作業があったんだと分かった」と話した。同校では今後も同社の協力を得て、児童生徒が主体となって自販機や商品の管理などに取り組んでいくという。
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