県立二俣川看護福祉高校の陸上部に所属する渋谷美月さん(看護科2年)が、神奈川県高等学校新人陸上競技大会の女子5000m競歩で優勝した。今大会では、旭区内の高校から唯一の優勝となる。
県内各地区の予選を勝ち上がった選手が参加し、9月14日から22日まで開催された同大会。渋谷さんが出場した女子5000m競歩は初日の14日、相模原ギオンスタジアム(相模原市)で競技が行われた。
地区予選の記録では全体のトップとなった渋谷さん。今回は24分台の大会新記録を目標に定め、レースに挑んだ。3000mまでは順調なペースで進められたというが、「後半は思ったように粘れなくて、記録に届かなった」。しかし自己ベストを3秒更新する25分6秒50の記録で、初優勝をつかんだ。
全国での経験糧に
渋谷さんは今夏に同校初となるインターハイ出場を成し遂げた。予選敗退に終わったものの、「インターハイでは余裕がなかったけど、その経験から今回の大会ではリラックスして臨めたと思う」と話し、全国での経験が今大会にも生きた。
初優勝に対して「表彰台の一番高い所に立ててうれしかった」と話す一方で、「目標に届かなかった悔しさの方が強い」と負けず嫌いな一面を見せる。次なる目標は来年のインターハイでの表彰台。渋谷さんは「そのためにもまずは24分台を出したい」と話し、10月には関東大会に臨む。
3校から入賞
今大会では渋谷さんのほかに同高からハンマー投げで3人が入賞。また、希望ヶ丘高校から4×100mリレー、走り高跳び、棒高跳び、やり投げ、3000m障害、走り幅跳びで11人、旭高校から1500m、400mハードルで2人が入賞した。
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