踏切を無くし交通渋滞解消を目指す「(仮称) 相模鉄道本線(鶴ヶ峰駅付近)連続立体交差事業」の都市計画素案を、このほど横浜市が作成した。市では同素案の説明会を開催するほか、縦覧や公述申出も受け付ける。
同事業は2016年3月、市内5区間の候補の中から「星川駅〜天王町駅」の次に行う事業区間として選定。西谷駅から二俣川駅間の踏切10カ所を無くし、渋滞解消や歩行者の安全性向上、災害時などにおける緊急活動の迅速化を図るとともに、鉄道によって分断されていた地域の一体化を実現させるのが目的だ。
市では18年1月に道路と鉄道の交差方式を「地下化」に決定。同年9月には「計画段階配慮書」を作成し、事業化に向けた本格的な手続きを開始した。事業延長は約2・9Km。23年に着工し、33年度末までの完成を目指す予定だ。
公述申出は28日まで
市は同素案の内容や今後の手続きについての説明会を、本日2月13日と15日(土)に開催する。旭公会堂で午後7時から8時30分までの予定(開場30分前)。内容は両日とも同じで、30分程度の説明後に質疑を受け付ける。
同素案の写しは、14日(金)から28日(金)まで市建築局企画部都市計画課(中区相生町3の56の1KDX横浜関内ビル14階)のほか、旭区役所と保土ケ谷区役所の区政推進課で縦覧できる。同期間中、関係住民や利害関係者は、公聴会で意見を発表できる公述の申出も可能。28日必着で都市計画課へ郵送、または持参する。申出があった場合は3月27日(金)に旭公会堂で公聴会が開催される。
問い合わせは、事業計画については市道路局建設部建設課【電話】045・671・2792、手続きと説明会の開催については市建築局企画部都市計画課【電話】045・671・2657へ。
市と鶴ヶ峰駅北口周辺地区のまちづくりについて検討を進めてきた鶴ヶ峰駅北口地区再開発協議会の安藤公一理事長は「多くの地域の方に、事業への関心を持ってもらいたい」と話している。
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