写真集を手にする柳澤さん
白根通りに沿って流れる中堀川。散策路として川沿いに整備されている「中堀川プロムナード」にスポットを当てた写真集がこのほど完成した。
「せっかく良い所なのに、意外と知らない人も多い。少しでも多くの人に魅力を伝えたかった」。制作した柳澤美光（よしみつ）さん（中白根在住）は、思いを明かす。柳澤さんがプロムナードを知ったのは２年ほど前。行きつけの床屋で話を聞き、実際に歩いてみると自然が残りつつもきれいに整備された散策路をすぐに気に入ったという。ボランティアの人々が草刈りなどをしている姿も目にし、「きれいなのは多くのボランティアの方々が頑張っているからこそ。この素晴らしい場所のために、何か協力したい」。長年撮り続けている写真を使って、プロムナードの魅力を伝えること考えた。
２年かけて撮影
写真集には柳澤さんが約２年かけて撮影した１００点以上の写真を、「今・昔」「風景」「生き物」の３つに分けて収録。「今・昔」では、撮りためていた過去の写真と現在の写真を並べて対比。「風景」では、プロムナードの四季をさまざまな視点で切り取った。また「生き物」では、プロムナードに生息する魚や虫などを多数掲載。「風景一つとっても、いつもと違った視点で見れると思う。生き物は図鑑のような形でも見れるので、子どもから大人まで多くの人に見てもらえたら」と話す。
写真集は旭図書館へ寄贈したほか、毎月第２日曜日の10時〜正午に地域の居場所として開放される「たすけあいハウス」（中白根４の12の３）でも閲覧できる。数量限定だが、１冊２０００円で購入も可能。問い合わせは柳澤さん【電話】０４５・９５２・１３９２へ。
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