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学生×地域で団地にぎわう 世代超え、左近山を元気に
左近山団地では、この3年間で主に地域と学生が連携したまちづくりが進められてきた。活動は継続的に進められており、以前とは違ったにぎわいを見せている。
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同団地での活動を支える大きな担い手が「大学生」。団地を管理するUR都市機構や旭区と横浜国立大学が連携し、横浜国大生が団地に住みながら地域活動に参加しているのが一つの特徴だ。今ではまちづくりに取り組むグループ「サコラボ」を中心に、地域住民らと協力してさまざまな活動を展開している。
2月29日には商店街内の交流拠点「ほっとさこんやま」で団地内の商店の逸品をおかずにした定食を提供する「サコメシ」を開催した。2回目を迎えた今回も昼時には多くの利用客が集まり、この日限りの定食を味わいながら会話を楽しむ姿が多く見られた。
「大学生が頑張ってくれている。うちの宣伝にもなって助かる」と話すのは、商店街内の鮮魚店「魚ふじ」の竹本秀夫さん。団地に住むサコラボメンバーの藤澤太朗さんは「今後も回数を重ねて、サコメシと聞いて分かってくれるとうれしい」と話す。
活動支える仲間募集
「サコラボ」ではこのほか、メンバーのアイデアでさまざまな企画を展開。今年1月には市民局主催のまちづくりフォーラムで活動を報告するなど、区内外に取り組みをアピールしている。
サコラボでは随時メンバーを募っており、横浜国大はもちろん他大学の学生も歓迎だという。居住の有無によって支給額は変わるが、活動に参加すると毎月地域活動補助金も支給される。詳細は旭区区政推進課【電話】045・954・6027。
夢ファンドで資金募る
学生だけでなく、地域で活動する団体も新たな形でまちおこしを検討している。ほっとさこんやまを運営する「NPO法人オールさこんやま」(林重克理事長)は、昨年12月から横浜市の基金「よこはま夢ファンド」に登録。地域や社会を良くするための市民活動を支援する同ファンドで資金を集め、今後のまちづくりを充実させていく。
この制度では登録された団体を選んで寄付することができ、寄付をすると寄付金控除など税の優遇措置が受けられる。詳細は「よこはま夢ファンド」で検索。
UR都市機構
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