神奈川県立希望ケ丘高校出身のプロボクサー・水谷直人さん(31)が5月16日、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた旭区や瀬谷区の個人飲食店を応援しようとクラウドファンディングを立ち上げた。目標金額300万円を目指し、支援を呼びかけている。
クラウドファンディングとは、インターネット上で個人・団体の夢やビジネス、理念に共感した人から資金を募るもの。出資者には金額に応じた商品やサービスがリターンとして提供される。
水谷さんは「コロナに負けない 希望ヶ丘・三ツ境・瀬谷『楽しい未来』を守るプロジェクト」と題し、3地区15店舗の支援に取り組んでいる。
支援方法の一つは、希望店舗で7月ごろから使える食事券(3000円、5000円、10000円)の購入。購入金額に10%プラスした食事券として利用できる。また、プロジェクトに賛同するプロボクサーの八重樫東選手や横浜F・マリノスのクラブシップ・キャプテンを務める栗原勇蔵さんなど、旭区と瀬谷区にゆかりのあるスポーツ選手らのグッズやサービスを購入するなどの方法もある。
6月29日までに300万円を集めることを目標としており、支援金は各店舗の活動資金として寄付する。5月16日にスタートし、6月1日時点で、112万8千円が集まっている。
「一緒に乗り越えよう」
3月下旬から新型コロナウイルス感染症の拡大で試合や練習ができなくなり、自分にできることはないかと考えたという水谷さん。スポンサーに両区の飲食店が多いことから、卒業した県立希望ケ丘高校の60期生の仲間に声をかけ今回のプロジェクトを結成した。現在は動画投稿サイトYouTubeで中間報告や支援する飲食店へのインタビューを配信するなど、活動に取り組んでいる。
水谷さんは「今の自分があるのは生まれ育った旭区と瀬谷区の皆さんのおかげ。この危機をみんなで一緒に乗り越えたい」と語る。
プロジェクトの詳細は「クラウドファンディング 希望ヶ丘三ツ境瀬谷」で検索。問い合わせは事務局【メール】nstcproject@gmail.comへ。
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