希望が丘の”街のケーキ屋さん”として親しまれてきた「アマンデン洋菓子店」が5月31日、惜しまれつつ47年と2カ月の歴史に幕を閉じた。
閉店を決めたのは1年前。「店の後継者がいないんでね。それと体力の限界かな」とその理由をオーナーシェフの青井建治さんは話す。同店が開店したのは1973年4月1日。その後、1978年10月1日、のれん分けする形で店を引き継ぎ独立をした。これまでを振り返り、「お客様の家族の幸せの瞬間に立ち会える洋菓子を作れたことが楽しかった」と建治さん。また、希望が丘商店会の前会長で店の”顔”でもある妻の純子さんは「お客様60名と45周年の記念パーティーを開けたことがとてもいい思い出です」と思いを語った。
閉店が近づき、特に最後のひと月は名残を惜しむように多くの常連客らが訪れた。「大切なお客様とご挨拶をしながら、お別れができ感無量でした。アマンデンに対する皆さまの温かいお気持ちをいただくことができました」と夫妻は感謝の気持ちを口にした。
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