横浜旭ロータリークラブの会長に就任した 田川 富男さん 本宿町在住 67歳
身の丈に合った奉仕を継続
○…「自分たちができる範囲の、身の丈に合った奉仕を続けていきたい」。多種多様な職業の人たちが集い、奉仕活動を行う横浜旭ロータリークラブ。第52代会長として7月からクラブをけん引する。新型コロナウイルス感染防止のため、今年度、同クラブでは週1回だった例会を隔週にするなど対応。「まずは、クラブから感染者を出さないようにしないと。年配者が多いからね」と話す。一方、クラブの活動としては聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院へのフェイスシールドの寄贈を行うなど「医療従事者へのバックアップを続けていきたい」と思いを語る。
○…1971年創業のタクシー会社「二重交通(株)」で取締役総務部長を務める。「タクシー会社にとって交通の安全は当然のこと」。運行管理者の立場から「お客様が安心する乗務員の教育」の重要性を考えている。コロナに対しても、乗車ごとにアルコール消毒を徹底するなど対応。「お客様をお守りし、目的地まで安心してのんびりしてもらえるようでないといけない」と真剣な表情を見せる。
○…「がんセンターがあるのに、患者さんのご家族が泊まれるような場所がないので」という思いから、同社は来年7月にホテル事業に進出する。場所は同社が瀬谷区へ移転する前の二俣川駅そば。「宿泊者が少しでも地元の消費につながれば」と地域の発展への思いも忘れない。
○…「日常生活に追われる毎日」と話すが、4、5年前から週に数回、フィットネスクラブで1日7、8Kmを走っている。「1カ月掛けて、フルマラソンに挑戦中なんです」と笑顔で話す。今年度は多忙な一年となる中、健康を維持しながら仕事やクラブの活動にも走り続ける。
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