横浜旭ライオンズクラブの会長を務める 内田 博之さん 二俣川在住 45歳
日常から奉仕の気持ちを
○…旭区内の小中学校での薬物乱用防止教室や献血の呼び掛けなど、幅広い奉仕活動に取り組む横浜旭ライオンズクラブ。さまざまな職業人が集まり、50年以上にわたって活動を続けている。会員の紹介で入会して今年で8年目。「クラブに対して熱い気持ちを持った人が多く、その中で会長を務められることは誇り。一つ自分が大きくなれるチャンス」。新たな会長として、気を引き締める。
○…職業は法務省が認める国家資格の土地家屋調査士で、二俣川に事務所を構える。日頃は不動産業者などとのやりとりを通じ、不動産取引の際に土地の境界などを定めることでトラブルを防ぐ。人の間に立つ職業柄、常に意識しているのは「公正な立場」で双方の意見を聞き、境界を見極めること。「長年決まらなかった境界が決まり、困っていた人を助けられた時はうれしいですね」と仕事のやりがいを語る。
○…生まれも育ちも旭区で二俣川小学校、万騎が原中学校の卒業生。夏には本村神明社の例大祭、年末には三佛寺で除夜の鐘をつくなど、地元の行事も毎年の楽しみの一つだ。体を動かすことも好きで、二俣川からこども自然公園、希望ヶ丘駅方面を回って二俣川へ戻るのが定番のランニングコース。「人生100年時代。何でも楽しむためには健康寿命を延ばしていかないと」
○…コロナ禍で活動にも影響が見込まれる中、「街で困っている人がいたら手助けをするなど、個人が身近なところからできる奉仕活動もたくさんある」。クラブとしての活動にとどまらず、個々人での意識も高めていく方針だ。「心ひとつに、さらなる飛躍を!」というテーマのもと、会員の心をまとめて奉仕を続けていく。
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