若葉台公園内の遊水池を保全するために、「若葉台遊水池水辺愛護会」(松延邦明会長=人物風土記で紹介)がこのほど発足した。現在横浜市内で活動する水辺愛護会で遊水池を対象とする会は他にはなく、遊水池をきれいにして若葉台の新たな名所とすることを目指す。
水辺愛護会は河川や水辺施設の環境を良好に保つため、地域住民らの有志によって構成される美化活動などを自発的に行う団体。旭区内では同愛護会を含め8団体、市内では92団体が現在活動しているが、対象が遊水池なのは同会のみ(2020年11月現在)。
自治会などから有志
若葉台公園の南側に位置する遊水池はこれまで住民は立ち入ることができず、アシやガマなどの植物が生い茂る状態だった。そのような状態を見続けていた松延会長が、きれいにしてハスの花を植えられないかと考え、今年5月頃に土木事務所へ提案。若葉台地区の自治会やNPO、公園愛護会などからメンバーを募り、市道路局職員らとの協議などを経て11月に入って認可された。
初回の活動が行われた11月26日には14人が参加。松延会長からのあいさつや設立までの経緯が語られた後、自己紹介や記念撮影も行い、遊水池周辺の清掃・除草が行われた。自身も同愛護会の一員である若葉台連合自治会の山岸弘樹会長は「忘れ去られた遊水池をよみがえらせてほしい」と期待を込める。
今後は原則毎月第3木曜の午前中に遊水池周辺で活動予定。松延会長は「このまま廃れていくのはもったいない。若葉台の名所の一つとなれば」と話した。共に活動するメンバーも随時募集している。詳細は松延会長【メール】matsunobu@kub.biglobe.ne.jpへ。
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