正しい利用を呼び掛ける旭署員
１月10日は１１０番の日。事件や事故などの際の緊急通報手段である１１０番だが、近年は緊急ではない相談なども増加しており、旭警察署では正しい利用を呼び掛けている。
１１０番は60年以上前から全国統一の緊急通報として使われている。地域住民と警察を結び広く定着しているが、近年は緊急の対応を必要としない内容の通報も増加。その結果、緊急通報への対応にも影響が生じているという。
同署によると昨年１月から11月までに同署が受けた有効１１０番件数は約１万１４００件（速報値）。そのうち約２６００件は、緊急の出動を要さない遺失拾得物や免許更新などの手続き、相談などが含まれている。
緊急を要さない相談や要望などは、警察総合相談電話「＃９１１０」で受付。旭警察署の本城宏一署長は「緊急を要する事件や事故は『１１０』番を、緊急を要さない要望や相談は『＃９１１０』などの各種相談電話をご利用ください。ご協力をお願いします」と呼び掛けている。
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