読書推進活動を展開する市民団体が”推し本”を紹介するPOPを作成し、実際の書店で活用する取り組み「地元読者による『推し本』フェア」が4月26日(月)まで、ジョイナステラス二俣川5階の「くまざわ書店二俣川店」(今井真史店長)で行われている。
この取り組みは、読書推進を通じたまちづくりに取り組む「旭区まちづくりポット」(沼田真一代表・東京造形大学教員)の活動の一環。同団体はこれまでも「読書会」や「トークイベント」のほか、参加者が本を紹介し合う企画「ビブリオバトル」、店舗や個人の本棚をネットで公開し本の閲覧や貸し出しを行う「旭どこでも本棚」など、本に関する取り組みを行っている。
コロナ禍での開催模索
同団体は2017年から毎年3月、本好きのメンバーらが薦める本とその本を紹介するPOPを一緒に展示する「いちにち図書館」と題したイベントを市民活動支援センター「みなくる」で開催してきた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年はインターネット上のみでの開催となった。
今年のイベント開催に向けて準備を進める中でも集客しての開催は難しいという判断になったが、「会場に人を集めるのではなく、書店を会場にできれば」という発想が生まれた。そのアイデアをすぐに「くまざわ書店二俣川店」に提案。主旨に賛同した同店の協力を得て「地元読者による『推し本』フェア」として開催されるに至った。
21人44点を展示
イベント期間中、同店には特設のコーナーが設けられている。紹介されているのは、21人が書いた44枚のPOPと本。すでに完売となった本もある。沼田代表は「地域の書店で、地域の本好きがおすすめの本を紹介し、地域の人たちがその本を買うという循環が、地域の読書活動と経済活動を少しでも活性化することにつながれば」と話す。また、今井店長は「地域の方がおすすめする本が、新たな本との出合いになることに共感しました」と話した。紹介されている本とPOPは、ホームページ【URL】http://bit.do/osibonで見ることもできる。
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