左近山団地に居住する横浜国立大学の建築専攻の学生たちが、ユニット「栖(すみか)の工房」を結成して活動している。メンバーは平田雄基さん・河野奏太さん・長岡稜太さん・張叫橋さんの4人。地域の中で設計から施工までを仕事として請け負い、実践的に取り組む。
今年4月に最初の仕事として手掛けたのは、商店街にあるアート拠点・左近山アトリエ131110に置く机の作成。同アトリエでは年間を通じて展覧会を行っているため、展示に合わせ机を移動できるよう軽量設計に。1脚から複数の机を集めての使用まで、コロナ対策をしながら幅広い用途に使えるよう、可変性を持ったスタイルに1カ月で仕上げた。
現在は口コミを通じ、旭区以外の場所からも依頼が舞い込む。平田さんは「施主さんと一緒に作り上げるのがコンセプト。気軽に話しかけてほしい」と話す。問合せは【メール】kobosumika@gmail.comへ。
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