市内の公園で清掃や草花の手入れなどを行う地域ボランティア団体「公園愛護会」の活動に対し、功績が顕著な個人や団体を表彰する「横浜市公園愛護会表彰」。旭区内では同会長を10年間務めた、鎧の渡し緑道公園愛護会および帷子川親水緑道鶴ヶ峰地区公園愛護会の前田正幸会長と、さちが丘蔵屋敷公園愛護会の毛利靖洋会長の2人に表彰状と鉢植えなどの記念品が贈られた。
同表彰は例年であれば中区のホールに市内全域の愛護会会員らが集う場で横浜市長から表彰状を贈呈されるが、今年は昨年に続きコロナ禍で中止に。代わりに権藤由紀子区長が各公園に赴き、表彰状を手渡した。
鎧の渡し緑道公園愛護会は、旭区役所に通じる場所を毎週金曜日に7、8人で清掃。帷子川親水緑道鶴ヶ峰地区公園愛護会は、鶴ヶ峰駅近くの同公園を現在2人で週2回清掃している。欠席した前田会長に代わり表彰状を受け取った鎧の渡し緑道公園愛護会の近藤二義副会長は、「前田さんは真面目に欠かさず参加されている。今後も皆で活動を継続していきたい」と話した。
さちが丘蔵屋敷公園愛護会は、ラジオ体操などの地域イベントに活用され多世代が集う住宅街の同公園を、1000世帯が所属する自治会、老人会68人、子ども会54人で月1回交代で清掃活動に取り組んでいる。表彰を受けた毛利会長は「私個人ではなく地域の皆様で受け取ったもの。引き続きさちが丘蔵屋敷公園を皆で大事に利用していきたい」と語った。
権藤区長は「コロナ禍で地域活動にも影響がある中、皆様の尽力に感謝している」と話した。
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|