新型コロナウイルス感染症の影響を受け今秋の通常開催が中止となっていた第31回「旭ふれあい区民まつり」。イベントを主催する同実行委員会が引き続き開催を模索する中、来年2月に有観客によるステージイベントのみの実施や生配信を行う方向が決まった。
「旭ふれあい区民まつり」は鶴ヶ峰公園や旭区役所周辺を会場に、例年10月に行われている恒例の行事。会場内には屋外ステージが設置され、各種団体による歌や踊りが披露される。また、飲食や物販のブースも多数出店され、毎年、多くの人で賑わう。しかし、昨年はコロナ禍で通常開催を行うことができず、12月にインターネットの動画配信サイトなどを活用した「ASAHIオンラインフェスティバル2020」として実施。合唱・演奏・ダンスなどの発表、区内で活動する団体の紹介、リモート合唱の配信、商店街の紹介などが特設ホームページで公開された。
一度は断念
同実行委員会は今年4月時点で「区民まつり」を10月10日に通常の形で実施することを目指していたが、新型コロナの状況を踏まえ6月、会場の縮小や飲食ブースの出店は行わずに開催することを決めた。しかし、さらに新型コロナの感染状況が悪化したことで8月時点で、10月の開催を見送ることとなった。
同実行委員会は引き続き、開催時期や方法について検討する中、11月18日の実行委員会で2月20日(日)(午前10時から午後3時)に旭公会堂でステージイベントのみを実施する形での開催を決定。開催時期の感染状況にもよるが、有観客での実施を目指す。また、ステージの様子は、ケーブルテレビや動画配信サイトで生配信も行われる予定だ。
同実行委員会の山岸弘樹会長は「コロナ禍においても地域のつながりを作り『ふるさと旭』をテーマにふれあいの場を創出したいという思いで、新型コロナウイルスの第6波の感染拡大に備えた上、旭公会堂で演じられるダンスや音楽などのステージ発表をオンラインでも楽しめるよう開催することになりました」と思いを話す。
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