上白根幼稚園の1994年度卒園生で、昨年開かれた東京2020オリンピック競技大会でソフトボール日本代表として金メダル獲得に貢献した峰幸代さんが1月21日、同園を訪れ在園児と交流した。
峰さんは幼少期に福岡から神奈川に移り住み、同園に年少から3年間通い、上白根小学校を卒業。瀬谷中学校でソフトボールを始めた。日本代表のキャッチャーとして10代から世界ジュニア選手権(現・U18ワールドカップ)などで活躍。2008年の北京五輪では上野由岐子選手とバッテリーを組み優勝した。昨年の東京五輪では正捕手ではなかったが、経験でチームを支えるとともに、横浜スタジアムで行われたオープニングラウンドのアメリカ戦で先発出場を果たし、オリンピック2大会で金メダルを手にする輝かしい実績を残した。昨年12月には現役引退を表明した。
この日は、同園の岩崎泉園長と園児たちが「幸代ちゃーん」と呼び掛けると、東京五輪で手にした金メダルを首から下げた峰さんが登場。園児らに金メダルを間近で見せる光景が見られた。その後、幼稚園の運動会で全員に配られる「金メダル」が峰さんに渡され、園児は歌って歓迎した。
峰さんは「お友達にありがとう、ごめんね、がんばれを言っているかな?お友達を大切にできていれば叶えたい夢を叶えられる。未来の活躍を楽しみにしているよ」と挨拶。また、同園の思い出を「園内の畑で毎年サツマイモ掘りをしたり、先生たちに優しくしてもらった」と語った。岩崎園長は「これまでの人生が凝縮され、オーラが溢れていると感じた」と思いを話した。
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