開発が進む、相鉄いずみ野線・ゆめが丘駅前=泉区=で11月24日、大規模集客施設の起工式が行われた。あわせて施設の概要が発表され、開業は2024年夏、店舗は複合映画館など約140店を予定していることが分かった。地上3階建の施設屋上には約3000平方メートルの公園も無料公開する予定があり、ファミリー層など「長く滞在してもらえる施設」を目指すという。
起工式には(株)相鉄アーバンクリエイツ、(株)相鉄ビルマネジメントの森村幹夫代表取締役社長のほか、建設会社や地権者会、泉ゆめが丘土地区画整理組合、地権者会の関係者も出席。中田北の御霊神社から小澤恵一宮司を招いて、厳かな雰囲気の中で神事が行われた。
森村社長は「郊外でありながら2駅の駅前という立地。まちの中核施設として2024年夏に登場するのを楽しみにしてもらえたら」と語った。
食のテーマパークも
ゆめが丘駅前の大規模集客施設についてはすでに計画が発表されていたが、今回の発表によると街区面積は約4万3000平方メートルで、建物延床面積は約9万6800平方メートル。店舗は食品スーパーなど約140店で、店舗面積は約4万2700平方メートル。
森村社長はコンセプトとして「ゆめが丘から生まれるローカルライフ」を発表。食品コーナーはスーパーを中心として、地元農産物を生かしたコーナーやコミュニティキッチンを備え、「食のテーマパークのようなかたちを目指したい」と方針を示した。
また「安心して楽しめ、長く滞在してもらえる施設に」として、地上3階建の屋上部分には3000平方メートルの公園設備を備える計画があることも明らかにした。
![]() 起工式での小澤宮司(左)と森村社長
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