都岡地区センターで2月5日、「石鹸チョコレート」の講座を行う 三好 くららさん 鶴ヶ峰在住 39歳
彫って、話して、楽しんで
○…石鹸やフルーツを彫り、花や文字などを表現するタイの伝統工芸「カービング」の講師として、季節に合わせた作品作りなどを10年前から指導。今回は2月14日のバレンタインに合わせて、チョコレートに見立てて石鹸を彫っていく。「作っている間は自分の世界に集中できる。そういう体験をしてもらえたら」とほほえむ。
○…本宿小、鶴ヶ峰中学校出身。大学卒業後は都内でOLをする。しかし、結婚や出産など自身のライフプランを考える中で「何か資格を取って家で働けたら」と思い、タイ古式マッサージの資格を取った。しかし、「教室に通っていた時に花が彫られたスイカの写真を目にして」と同じくタイ伝統のカービングに惹かれたという。以来、仕事もやめ、フルーツと石鹸それぞれのカービング資格を取得。知り合いの紹介で旭区市民活動支援センター・みなくるに登録し、地区センターなどで活動してきた。
○…小学生の頃からバスケットボールを習い、荏田高校在学時には全国大会にも出場した。「体を動かすことが好きで子どもの頃も良く外で遊びました」。現在も3人息子の母として忙しい日々の中、社交ダンスを習いに通うなど変わらず活動的。「末っ子がもう少し手離れするようになったら、もっと頻繁に習って上手になりたいです」とやる気十分。
○…昨年はケーブルテレビから声がかかり、カービング作品の作り方を動画配信サイトに投稿。ますます活動に期待がかかる。作品作りは自分の世界に没頭できるとともに「講座に参加すれば、楽しく話せる仲間ができる。そういう時間や空間を作り続けたい」と真剣な眼差し。その行動力と明るさはカービングを通して出会った人々に刻み込まれる。
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