創立100周年を迎えた学校法人横浜富士見丘学園=中沢1の24の1=は5月27日、記念式典を開催した。
記念式典で、永川尚文理事長は「歴史の大きな節目に立ち会うことができ感無量」と挨拶。また「次の100年に向け、長きに渡って積み重ねてきた伝統を守りつつ、新しい時代に求められる教育を充実させ、良い学校になることを目指し進化を続けていく」と決意を語った。
また生徒会長の奥琉晟(おくりゅうせい)さんは「共学になった2019年入学の自分が、男子初の生徒会長として100周年という記念すべき歴史の1ページの参加者になれたことは本当に感慨深い」と挨拶。「ここにいる皆が10年後、50年後、100年後も学校を誇りに思えるよう努力する」と力強く語った。
その後卒業生の田中典佳さんが作った創立100周年のスライド上映を鑑賞。式典終了後には、気象予報士のくぼてんきさんによる記念講演が行われた。
横浜富士見丘学園は1923年、横浜市野毛町(現中区)に前身の「日の出女学校」を創立。直後の関東大震災で校舎を喪失したが翌年、西区東久保町に移転し再建。32年に「富士見丘高等女学校」と改称。57年に「敬愛・誠実・自主」を校訓とした。2007年に現地に移転。18年に現在の「横浜富士見丘学園中学校・高等学校」に。19年から男女共学となった。これまでに1万8000人余の卒業生を出している。
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>