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公開日:2023.06.22
希望ケ丘高校
「デジタルで新たな交流を」
文科省指定校2期目に
希望ケ丘高校(柴田功校長)が、文部科学省実施の事業「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の2期目の認定を受けた。今期は、昨年度までの5年間で実施された1期目よりも、デジタル活用による外部との交流を強め、生徒たちの主体的・自立的に探究する資質や能力の育成を目指している。
SSHは文科省が2002年から実施する事業で、将来の国際的な科学技術人材の育成を目指し、先進的な理数系教育を行う高校を支援するもの。現在、全国から217校が認定され、横浜市内からは同校の他、今年4月から新たに緑ヶ丘高校が選出されている。
日常の疑問を研究に
希望ケ丘高校は、18年に認定を受け、今年3月で5年間の指定期間を満了。その間の目標は「課題設定力」「情報活用能力」「言語能力」「論理的思考能力」「協働による課題解決能力」の5つの能力育成。達成に向け「SS希望」と名付けられた学校設定教科を週2時間設置し、インターネットを活用した情報収集から、大学生との交流、外部団体の講師による実験実習も行った。
課題はさまざまで、睡眠やファッション、髪の毛のことなど、生徒たちが日常生活で持った疑問から設定し、科学的、数学的に研究。「先生から与えられたものではなく、自分の興味が湧くことを研究し、発表することが大事」と語る柴田校長。自由度の高い校風を尊重し、受験のためだけでない勉強を大切にしているという。
今期も目標は変わらず5つの能力の育成。これまでの課題の見つけ方や研究の進め方を継続しつつ、それぞれがホームページなどを作成し、授業のまとめやプリント類を集約できるように力を入れていくという。柴田校長は「私自身、Windows95の時代から、ウェブページを作成し、多くの人から好評をいただいた経験がある。校内だけでなく、たくさんの人とつながるきっかけになれば」と話す。
7月には発表会も
また同校では、7月18日(火)に3年生が昨年度から行っている課題研究について、ポスター発表を開催。時間は午前9時30分から11時45分まで。申し込み詳細は同校ホームページから確認を。
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