二俣川交番と希望が丘交番が、老朽化などによる建て替え工事のため、2024年2月頃まで一時閉鎖されている。遺失物や拾得物、事件・事故などの各種届出は、二俣川交番は旭警察署で、希望が丘交番は南希望が丘交番で対応する。同署は「両地区とも変わらず警戒を続けていく」としている。
希望が丘交番は1974年、二俣川交番は1989年に建設された。二俣川交番の勤務員は「歴代の先輩たちが勤めてきた重みを感じる」と話すが、老朽化により建て替えられることとなった。
希望が丘交番は9月8日から、二俣川交番は11日から工事が始まり、両交番とも同じ場所に建て替えられ、2024年2月に完成予定。工事期間中は、それぞれ旭警察署、南希望が丘交番を拠点に業務することになるが、パトカーによるパトロールを強化するなど、変わらず地域の安全・安心に努めるという。
女性の働く環境整備
今回の建て替えの理由の1つに、女性用のトイレや宿直施設を整備する必要があったことが挙げられる。神奈川県警は、2026年4月までに県全体の署員における女性の割合を12%にする目標を掲げている。一方、過去建てられてきた県内の交番の多くが女性の勤務を前提としておらず、時代の流れに合った施設整備が急務となっている。
現在、旭警察署の女性署員の割合は9%。署の担当者は「県警の目標までまだ3%足りておらず、もっと女性署員を増やしたい。女性が快適に働き、活躍できるように、ハード面で変えていきたい」と話した。
担当者は地域住民に向け「工事の間、ご迷惑やご心配をおかけしますが、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします」とコメントした。
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