大都市を中心に自転車で荷物を配達する「メッセンジャー」たちの、年に1度の祭典「サイクルメッセンジャーワールドチャンピオンシップス(CMWC)」が9月20日(水)から25日(月)までの6日間にわたり、横浜で初開催される。日本での開催は2009年の東京大会に続き2回目。世界約40カ国300人以上が参加する予定だ。
日本人初の連覇へ
注目すべきは、23日と24日に日産スタジアムで行われるメインイベント「デリバリーレース」。昨年のニューヨーク大会で世界チャンピオンに輝いたハマのメッセンジャー「ちかっぱ」こと宮本康平さん(38)=西区在住=が、日本人初の2連覇に挑戦する。
レースでは指示書をもとに業務さながらの集荷と配達を繰り返し、その速さと技を競う。会場では子ども向けの自転車ゲームや教室、自転車関連の物販や飲食ブースのほか、みなとみらいや関内周辺エリアで自転車を題材にしたアート展示などのイベントも。「まずはメッセンジャーという職業を知ってもらいたい。自転車を通じ、様々な文化や街の魅力も発信できたら」と主催者。
会場は入場無料。イベント詳細は公式HP(https://cmwc2023.jpbma.org/)で。
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