県立音楽堂で11月2日、交通安全功労者表彰式が行われた。旭区から、(一財)旭交通安全協会(小磯守会長)に所属する大野功さん(77)、酒巻和夫さん(74)、久保田賢治さん(69)の3人が神奈川県警察本部長表彰を、旭安全運転管理者会(岩下幸男会長)が神奈川県公安委員会表彰を受けた。
今回の表彰は、県内で交通安全活動を行っている個人、団体に対して行われた。大野さん、酒巻さん、久保田さんは長年にわたる地域での交通指導員としての活動が、旭安全運転管理者会はキャンペーンでの交通安全思想の普及が評価され、交通安全協力者として受賞した。
今回の受賞をうけて大野さんは「長年の地域での活動が評価された。これからも活動を続けていきたい」と喜びを口にした。岩下会長は「受賞できたのは、会員の交通事故防止の取り組みのおかげ。引き続き、旭区の交通安全に努めていきたい」と話した。
見守りが日課に
旭交通安全協会には35人の交通指導員が在籍しており、区内での小学生の登校見守り、交通安全教室での指導、交通安全キャンペーンでの呼びかけなどの活動を行っている。久保田さんと酒巻さんは10年ほど、大野さんは30年以上、区内で児童の登校見守り活動を続けてきた。
大野さんが現在見守り活動をしているのは、車通りが多い、二俣川の運転免許試験場通り。大野さんは「小学生の登校時は、暑い日も寒い日も欠かすことなく、毎朝見守りをしている。今では、朝食前の日課になっている」と語る。
現在担当している場所は、子どもたちは焦って横断歩道を渡ろうとし、車は歩行者を無視して通行することが多く「危険なので見守りが必要と感じている」と活動の意義を語った。
また、活動を行っている交通指導員が高齢化してきているのが課題とのことで「若手の指導員が活動する機会を増やして、もっと参加してもらえるようにしたい」と大野さんは先を見据えた。
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