和太鼓の全国大会・「第14回横浜太鼓祭浜の和太鼓コンテスト」が1月13、14日に青葉区の横浜市青葉公会堂で開催され、区内を拠点に活動する特定非営利活動法人「打鼓音」の好田知佐子さん(62)=中面・人物風土記で紹介=が、大太鼓シニア部門で優勝した。好田さんは「自分が優勝すると思っておらず、驚いた」と話した。
同大会は「横浜を文化で盛り上げる」「和太鼓で競う場を作り、技術を向上する」ことを目的として開催されている。14回目となる今回は、全8部門に全国から歴代最多となる120人以上の和太鼓奏者が集結。技術や表現力を競った。
大太鼓シニア部門には50歳以上の11人が参加。好田さんは同部門には初の出場だったが、予選を1位で通過し、5人が残った本選では、審査員全員が1位を付ける圧勝で日本一に輝いた。
今までの経験糧に
好田さんは、10年ほど前に打鼓音に加入。当初は、複数人が色々な種類の太鼓を使う「組太鼓」で、大小さまざまな太鼓を叩いてきた。
そんな中、4年ほど前に「60歳になる前に新しいことに挑戦してみよう」と一念発起。舞台上、1人で演奏する大太鼓部門での出場を決意した。そこから準備や練習を重ね、初の大舞台に立ったが、「どう叩いていたか覚えてないくらい緊張で頭が真っ白になっていた」と振り返る。
優勝したことについて好田さんは「色々な太鼓を練習してきた経験が糧となったと感じている。応援し、支えてきてくれた周りの人達に感謝したい」と語った。
平和の音響かせる
大会で使用された太鼓は、愛知県岡崎市で味噌仕込み桶として実際に150年以上使われてきた桶を再利用した直径2mの大太鼓。打面には徳川家の家紋「三つ葉葵」がデザインされ、「江戸時代のような、平和な時代が続くように」という思いが込められている。
好田さんはそのような太鼓のバックグラウンドを勉強し、演奏に臨んだ。好田さんは「自分の演奏が、世界平和につながればという思いも持っていた。今後は、太鼓に込められた思いも表現できるように努力していきたい」と先を見据えた。
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