一般消費者向けのセミナー「失敗しない老人ホームの選び方」の講師を務めた 真山(さのやま) 英二さん 二俣川在住 50歳
「より良い暮らし」の伝道師
○…サンハートで開催された「失敗しない老人ホームの選び方」。不動産と介護に携わる専門家として「高齢者がより良い暮らしをするためのサポートになる内容と思ってもらえれば」とセミナーを振り返った。
○…つくの幼稚園、笹野台小出身の「あさひっこ」。3人兄弟の次男。小学生の頃は習字に絵画、体操に水泳、リトルリーグと習い事の毎日だった。「2つ上の兄は喜んで行っていたが、嫌で仕方がなかった」と本音をポロリ。「当時は嫌と言えなかったので、親は兄同様喜んで行っていると思っていたのでは」と笑った。中高一貫校を受験。通学に片道1時間半かかる中、両親のサポートもあり、6年間皆勤賞で卒業した。
○…大学時代は研究者を目指したが、外資系コンサルティング会社に就職。国内の大手企業を担当した。転機は30歳の時。妻の父が創業した不動産会社を引退する方針をほのめかした。「それならば私にやらせて」と手を挙げた。業界も職種も未経験の素人。義父からも「本当にいいのか?」と諭されたという。「」経営に興味があり不動産は面白いと思った」。実際に顧客の生活に直接関わり、感謝される仕事にやりがいを感じた。「必死だった。辞めたいとは思わなかった」と事も無げに振り返った。
○…高校1年生と小学6年生になる息子2人との時間が癒しのひと時。卓球をしたり、スーパー銭湯に出かけたり、と親子の時間を楽しむ。中学受験を控えた次男とは毎朝5時起きで1時間マンツーマンで勉強を見る。「教えるのが好きだからか『やってあげたい』と思っちゃう」と照れ笑い。もし今の仕事でなければの問いに「幼稚園や保育園で子どもの面倒を見てみたい」と思いを巡らせた。
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