意見広告・議会報告
市政報告 令和6年第1回定例会が閉会しました 日本維新の会 くしだ 久子
4つの視点で改革を
日本維新の会横浜市会議員団として、最初の予算審査でした。国内では物価高、少子高齢化、労働力不足といった大きな課題に直面しています。物価高はデフレ脱却の表れでもありますが、同時に市民生活を圧迫しています。少子高齢化と労働力不足は、社会の持続可能性を脅かす深刻な問題です。こうした新たな時代においては「これまでの政治の延長線上に豊かな国民生活を実現することはできない」との危機感から、山中市長にも予算要望を行い、今議会でも議論してきました。
予算要望では「市政改革」「次世代への投資」「都市の成長戦略」「医療・福祉の充実」の4つの視点で改革を訴えてきました。
次世代への投資
「次世代への投資」の観点では、出産費用の助成や子育てサイト・アプリの開発など、子育て世帯への直接支援や負担軽減に力をいれる点は評価をします。ただし、不妊治療や死産・流産といった母体へのあらゆる影響を含む産前産後の支援は十分ではありません。教育に関しては、今回明らかになったいじめ自殺問題は、あってはならない悲惨な事態です。組織の仕組みや立場に従属し、子どもたちの命が軽んじられた結果と考えます。大都市であっても、子どもたちに寄り添った教育行政にしていくためにも、区の単位で現場のニーズや民意を汲み取る仕組みが必要と考えます。
都市の成長戦略
「都市の成長戦略」の観点では、子育てや教育といった次世代へ投資するための原資をしっかり生み出す政策を一層推進していくべきです。例えばスタートアップ支援への投資予算は他都市に比べると見劣りしています。
医療・福祉の充実
「医療・福祉の充実」の観点では、ペットの同行避難に加え同伴避難の調査検討に力をいれると市長からは答弁をもらい、新たな社会のニーズに寄り添う施策が推進されることを期待します。
今後は指摘をしてきた課題については更に議論を深め、また各事業が適切に執行されているか注視していきます。
串田久子
横浜市旭区中希望が丘111-1 勝滝ビルB1
TEL:045-212-3327
chako-naka@kussy.com
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