旭区の希望ヶ丘駅商店街で4月21日(日)、「第15回希望が丘商店会フェスティバル 春フェス」が行われる。主催は希望が丘商店会。午前10時〜午後6時。
昨年、4年ぶりに開催された通称「キボフェス」。毎回1万人以上の人で賑わう同地域の人気行事だ。当日は21店舗におよぶ飲食、ゲームの出店のほか、10年ぶりに復活するカートレースや横浜FCのサッカー体験ブースが開かれ、子どもが楽しめるイベントが目白押しとなっている。
商店街内の特設ステージでは、人力舎所属芸人・バイオニが漫才を行う。ほかにも近隣の八ッ橋幼稚園や希望ケ丘高校がダンスを披露。地元の団体が普段の活動を発表する場となる。
またさまざまな景品が用意されている大抽選会も開催。「子どもも参加しやすいように」という思いから、「キボフェス」として初の、無料で参加可能となっている。
同フェスの実行委員長を務める後藤佑輝さんは「初の試みも交えながら、子どもからお年寄りまで楽しめるイベントにしている」と話した。
合作カレーも
「キボフェス」に向けて熱意を漲らせているのは「串かつ大臣」店主の大田弘之さんと、(株)みなせエンタープライズ号の加藤一憲取締役。コロナ禍を受けて、街に元気を取り戻す手段を模索していた大田店主に、スパイスカレー作りが趣味の加藤さんがオリジナルレシピを2020年にプレゼン。試行錯誤の末、合作カレー「加藤さんのチキンカレー」が完成した。
「どうせやるなら真剣に」と、加藤さんは昨年会社を立ち上げ、今年4月からレトルト版の発売を開始。これを記念し、フェスでブースを設けて同商品やレトルト版を販売するという。
8種類のスパイスや、鶏ガラスープ、隠し味にココナッツミルクパウダーを入れた、まろやかな仕上がりが特徴の同メニュー。「ぜひ食べに来てください」と2人は呼びかけている。
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