神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区・瀬谷区版 公開:2024年5月16日 エリアトップへ

サンコウチョウ 文:今野紀昭(瀬谷環境ネット)写真:中村多加夫(同) 瀬谷の生き物だより172

公開:2024年5月16日

  • X
  • LINE
  • hatena
瀬谷の生き物だより172

 若葉の頃5月はサンコウチョウが東南アジア方面から繁殖のため日本に渡来する季節である。雑木林で「ギィフィーチィーホイホイホイ」と歯切れのよい鳴き声が聞こえたら、今年もサンコウチョウが飛来したことが知れる。

 本種はヒタキ科の鳥で混交樹林のやや暗い林に生息する夏鳥である。雄の頭部、胸は黒色、背から上尾筒は紫褐色、雌は全体に茶褐色、雌雄とも嘴と目の周りはコバルトブルーで美しく目立つ。

 雄の全長は45cm、雌は18cm程である。雄は長い尾を揺らして優雅に飛ぶさまは天女の様といわれている。

 昆虫類を餌とし、空中で捕食する様は英名のパラダイス・フライキャッチャーそのものである。また、和名(三光鳥)は古来この特徴ある鳴き声が、「月・日・星・ホイホイホイ」と聞きなされたのに由来する。

 サンコウチョウは里山の荒廃や山野の開発でその姿を見るのが難しくなっていたが、嬉しいことに最近はその数が増えているとの朗報が聞かれる。瀬谷市民の森でも秋にも観察されるようになってきた。今年はどうであろう。

瀬谷の生き物だより172-画像2

ランドマーク税理士法人

相続税申告9,000件超、相続対策、法人・個人の税務顧問で信頼の実績

https://www.landmark-tax.com/

<PR>

旭区・瀬谷区版のコラム最新6

瀬谷の生き物だより179

タイワンリス文:山村卓也(瀬谷環境ネット)写真:中村多加夫(同)

瀬谷の生き物だより179

12月19日

日本ナポリタン学会会長・田中健介さん「横浜からナポリタンを通して洋食文化が広がった」

瀬谷の生き物だより178

ジョロウグモ文:山村卓也(瀬谷環境ネット)写真:中村多加夫(同)

瀬谷の生き物だより178

11月21日

ノーベル平和賞受賞 日本被団協事務局次長・和田征子さん「被爆者の言葉が核抑止に」

赤レンガの洋館「馬車道十番館」で文明開化気分に浸る

横浜ほっこり純喫茶【2】

赤レンガの洋館「馬車道十番館」で文明開化気分に浸る

本紙記者のひと息時間

10月19日

瀬谷の生き物だより177

オオカマキリ文:山村卓也(瀬谷環境ネット)写真:中村多加夫(同)

瀬谷の生き物だより177

10月17日

ランドマーク税理士法人

相続税申告9,000件超、相続対策、法人・個人の税務顧問で信頼の実績

https://www.landmark-tax.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月21日0:00更新

  • 11月7日0:00更新

  • 10月24日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook