神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区・瀬谷区版 公開:2024年6月13日 エリアトップへ

いけ花展お茶会を開いたあさひ茶花道協会の会長を務める 小野木 富江さん 旭区在住 84歳

公開:2024年6月13日

  • X
  • LINE
  • hatena
小野木 富江さん

楽しみながら茶花道触れて

 ○…茶道や花道(かどう)の各流派が連携し、文化の普及を目的に活動するあさひ茶花道協会。今年4月に同協会の6代目会長として就任。約40人が所属する組織の長として、周囲と連携しながら会をまとめている。6月8日と9日には、生け花の展示や実演、お茶席など楽しめる催しを旭公会堂で開いた。「多くの来場者に、伝統文化を楽しんでもらうことができた」と笑みを見せる。

 ○…茶道に触れ始めたのは30代後半。暮らしていた集合住宅の婦人会茶道部に参加したことがきっかけ。「高校時代、友だちに茶道部に誘われた時のことを覚えていたんです」と振り返る。後の師匠である裏千家の講師に教わるうちに、その歴史や積み重ねてきた文化の奥深さに興味を持つ。講師の家に通いながら経験を積み、「宗富(そうふ)」の茶名をさずけられた。主催する教室では、「楽しみながら学びましょう」というスタンスで開き、一度離れた人も習いにくるという。

 ○…生まれは東南アジアで、太平洋戦争が始まる約8カ月前に家族と日本へ。知人の紹介で神奈川区に移り住み、結婚以来旭区に住んでいる。さまざまなことに興味を持ち、手芸やお香、ゴルフなど挑戦してきた。「それでも、ずっと続けてきたのは茶道だけ。今でも学ぶことが多い」と魅力を語る。

 ○…会員数の減少を同協会の課題に挙げる。同世代の脱退だけではなく、「魅力的なものが多すぎて、若者が茶道や花道を目にする機会が減っているのではないか」と考え、文化を体験する機会を作り、幅広い年齢の人に魅力を知ってもらおうとしている。「なんとなくで始めたことが、人生で役立つことがある」と自らの経験について話し、楽しさが広まることを望む。

旭区・瀬谷区版の人物風土記最新6

大熊 靖亮(やすあき)さん

二つ橋小学校の6年生を対象にキャリア教育の授業を教諭たちと実施した

大熊 靖亮(やすあき)さん

瀬谷区在住 46歳

12月19日

市原 淳さん

絵本作家で地区センターのプレイルームのリニューアルをプロデュースした

市原 淳さん

中区在住 54歳

12月12日

庄子 雄大さん

プロ野球ドラフト会議2024で福岡ソフトバンクホークスから2位指名を受けた

庄子 雄大さん

神奈川大学4年 22歳

11月28日

室谷(むろや) 洋一さん

来年1月に40周年を迎える瀬谷図書館の館長を務める

室谷(むろや) 洋一さん

瀬谷区本郷在勤 62歳

11月21日

手塚 誠さん

旭区の希望ケ丘高校の卒業生で構成される(一財)桜蔭会の理事長を務める

手塚 誠さん

茅ヶ崎市在住 74歳

11月14日

沢 逸郎さん

10月26日・27日の瀬谷区文化祭にガラス工芸作品を出品した

沢 逸郎さん

瀬谷区橋戸在住 75歳

10月31日

ランドマーク税理士法人

相続税申告9,000件超、相続対策、法人・個人の税務顧問で信頼の実績

https://www.landmark-tax.com/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 11月21日0:00更新

  • 11月7日0:00更新

  • 10月24日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年12月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook