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ノーマライゼーションを進める横浜若葉台(旭区) 多様性と持続可能な人にやさしいまちを目指して
県内で約1万3300戸の賃貸住宅を管理・運営する神奈川県住宅供給公社が昭和50年代に開発した横浜若葉台(旭区)。東京ドーム約19個分の広大な敷地に分譲住宅66棟、賃貸住宅7棟に約1万3千人(24年4月現在)が暮らしている。高齢化率は54・3%(23年3月現在)と高いが、要介護率は14・5%(全国平均19・4%)と低く、元気な高齢者が多い。また、公園や緑地などの環境を評価して流入する子育て世代も多い。同団地では、21年に国土交通省の「住まい環境整備モデル事業」の採択を受け、3年間にわたり高齢者や障がい者が自立し生活しやすく多様な人が共存できる住まいづくり、まちづくりにも取り組んできた。そこで県公社として初めて整備したのが「車いす使用者向け賃貸住宅」だ。
車いすでも生活しやすく
同住宅は、実際に車いす使用者や介護者に意見を聞きながら、3DKの間取りを1LDKに改修したという。バリアフリーはもちろん、車いすが転回しやすいように玄関ホール、トイレ、洗面所もスペースを確保した。「室内扉は車いすに座ったまま開けやすいように全て吊り引き戸にし、スイッチやコンセントも届きやすい位置に設置。座って料理ができるキッチンを採用し、吊り戸棚は電動で手が届くところまで下げることできます」と担当者。玄関、トイレ、洗面所は人感センサーで照明が点灯する。見学者からは「トイレに肘掛けが設置されており、移乗しやすい」などの声も聞かれた。また、この棟は若葉台中央バスターミナルまで階段や車道横断がなく、団地の商店街も目の前で生活の利便性も高いという。
「まちづくりからノーマライゼーションに取り組んでいるのが横浜若葉台の特徴です。見学希望の方はお問合せ下さい」(若葉台創生課)。
![]() 車いす使用者向け賃貸住宅
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![]() ※横に表示されている数字のアイコンは、SDGsの17の目標のうち、同企業の取り組みに該当する項目を一部掲載したものです
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神奈川県住宅供給公社(若葉台団地)
横浜市中区真砂町2-22関内中央ビル9階および10階(一時移転中)
TEL:045-651-1957
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中学生タウンニュース横浜版6月28日 |
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