瀬谷の夏を彩る「第14回七夕灯篭祭り」が7月6日(土)・7日(日)に開かれる。主催は七夕灯篭祭り実行委員会。
三ツ境地域で開かれている恒例のイベント。今回は能登半島地震の被災地の復興祈願を目的に開かれ、寄せられた支援金の一部は、能登の伝統行事「大型灯篭・キリコ祭り」に送られる。
6日の午後5時45分からは、光陽館前でオープニング点灯式を実施。三ツ境駅周辺のプロムナードから長屋門公園(瀬谷区阿久和東1の17)間と、近隣の阿久和向原第二公園に設置される合計900基の灯篭が、両日とも午後6時30分から9時まで点灯される。また、長屋門公園では6日には演奏グループ「オカピトリオ」、7日には「TuK─PaK」が登場し、演奏を披露する(両日午後7時から)。
地域一丸で準備
祭りの準備には、地域が一丸となって携わっている。長屋門公園を中心に活動するボランティアグループ「おやじの広場」は今年4月から準備を進め、地域の家庭から回収した空き缶に、溶かした蝋と芯を入れた「手作りろうそく」を2000個用意。今は900基の灯篭の側面への絵張り作業に取り組んでいる。
長屋門公園では、祭りの期間中に公園外の坂道の飾りつけに使われる、竹灯篭の加工ボランティアを募集中だ。作業日は6月29日(土)、30日(日)。時間は午前10時から正午、午後1時から午後3時の各日2回で、対象は中学生以上。長屋門公園で作業し、指定された穴の大きさに合わせて竹を電動ドライバーで加工する。公園事務局は「地域のお祭りに貢献したい人、参加をお待ちしております」と呼びかける。
長屋門でさとまつり
第15回さとまつりは6日の午前10時から午後1時まで長屋門公園で実施。福祉施設や地域団体がやきとりやポップコーン、スイーツなどを販売。津軽三味線、ミャンマーの踊りなども楽しめる。祭りやボランティアへの問い合わせは同実行委員会事務局【電話】045・364・7072。
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