瀬谷リトル・シニア野球協会のシニアチームが関東連盟夏季大会で3位となり、19年ぶりの日本選手権大会出場を決めた。現チームの中学3年生は12人と少人数。昨年秋から春の大会は結果が出なかったが、少人数ならではのチームワークに磨きをかけて強豪が揃うトーナメントを勝ち進んだ。
関東各地から200超のチームが参加した同大会。5月12日から6月30日にかけて、S&D昭島スタジアム(東京)などを会場に行われた。
今大会の瀬谷シニアは中学3年生12人と2年生23人が所属。昨年8月末から現体制で、星雄一郎監督は「少ないからまとまりやすい。3年生には個性を集結させようと言い続けてきました」と振り返る。結果の出ない時期も、練習に取り組む姿勢は素晴らしかったという。「ダッシュ1本とっても絶対に手を抜かない。自分たちで考えながら練習する姿勢は、特に目立っていた」と話す。
これまでの積み重ねが結実したという今大会。大きなポイントになったのが春の関東2位で、22年秋の関東決勝で先輩たちが0対13と大敗した強豪・静岡裾野との4回戦だ。試合は1回表に先制。4回裏に3点を取られて逆転されるも、5回表の攻撃で打者13人の猛攻で10点を奪いコールド勝ちした。「自分たちはチャレンジャー。取られたら取り返せと監督から言われていました」と八木遥風(はるかぜ)キャプテン(3年)。チームは劣勢にも焦ることなく集中していたという。
静岡裾野を破ったチームは5回戦(VS神奈川綾瀬)に勝ち、日本選手権出場を決めると準々決勝(同・久喜)にも勝利。準決勝(同・平塚)は敗れるも、東京神宮との3位決定戦を制した。八木キャプテンは「日本選手権に出られることになり嬉しいです」と喜んだ。また、瀬谷シニアから古川碧人投手(3年)が優秀選手に、武川穂高外野手(2年)がベストナインに選ばれた。
日本選手権は8月1日から5日まで行われる。瀬谷シニアは1日に山口東(山口県)と所沢航空記念公園(埼玉)で対戦する予定。八木キャプテンは、「関東を勝ち抜いたまとまりやチャレンジャーという気持ちを忘れずに、1戦1戦勝利をつかみ優勝を目指します」と意気込んでいる。
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