瀬谷区民文化センターあじさいプラザの「地域芸術文化推進パートナー」に名を連ねる創作者たちの展覧会シリーズが、10月から来年1月にかけて全6回の日程で初開催される。第1弾は自由な発想で墨の絵と文字を描く関沢優さんの作品展で、10月9日(水)から14日(月)まで同プラザのギャラリーで行われる。
2022年3月に瀬谷駅南口直結のライブゲート瀬谷内でオープンした同プラザ。若手アーティストの活躍の場を創出する「プラザ アーティストバンク」など芸術・文化の発展に取り組む。
同パートナーは地域と同プラザをつなぐ役割を担うもので、瀬谷区を拠点にしているアーティストらの集まり。今回の展覧会シリーズでは関沢さん(墨笑(ぼくしょう))、板垣文子さん(繋ぎ鶴)、彩月(さいげつ)さん(書)、沢逸郎さん(ガラス工芸・切り絵)、村山正桂さん(書・墨絵・布絵)、能島和明さん(日本画)の6人が作品展を行う予定。同プラザの担当者は「区内で活動している人たちの作品を楽しんで欲しい」と呼びかける。
墨で自由に表現
関沢さん(瀬谷区在住/35歳)の手がける墨笑は、地域団体「墨笑友の会」の創立者で、関沢さんが師事した青木健さん考案の手法。巧拙ではなく、自身の気持ちや想いを素直に表現する。
文字に加え、仏像などを描くことが多い関沢さん。会期中は約120点を展示するほか、12日(土)正午頃(予定)からライブパフォーマンスも行う。「作品を観た人が笑顔になってくれれば。墨笑を始めたい人が出てきたら嬉しい」と期待を寄せている。入場無料。午前10時〜午後6時(初日は1時開始、最終日は4時終了)。
11月以降の展覧会の予定は以下の通り。
▽板垣さん(11月6日〜11日)、彩月さん(11月14日〜17日)、沢さん(12月3日〜9日)、村山さん(12月12日〜16日)、能島さん(来年1月16日〜27日)
問い合わせは同プラザ【電話】045・301・3500。
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