旭区の上白根連合自治会(中野保弘会長)と、瀬谷区の阿久和南部連合自治会(北井義会長)は、それぞれ連続無火災記録を達成したとして、表彰を受けた。
横浜市の連続無火災表彰は世帯数ごとに達成期間の基準が設定されており、両自治会は5000世帯未満の区分にあたる。608世帯(7月10日時点)が所属する上白根連合自治会は今年9月2日をもって、連続無火災日数6年(2190日)に到達し、市長表彰を受賞。旭区内で6年間の連続無火災を記録した連合自治会は初となる。
10月18日に開かれた式典では権藤由紀子旭区長から中野会長に感謝状が贈呈された。
中野会長によると、同自治会は東亜ガス(株)と連携協定を結び、合同防災訓練を実施するなど災害に備えてきた。実家が火事に見舞われた経験もある中野会長は「会員の頑張りで表彰をいただけた。これからも無火災記録を重ねていきたい」と抱負を語った。
各地区の対策参考に
3215世帯(4月16日時点)が所属する阿久和南部連合自治会は、今年8月2日に2年(730日)の連続無火災を達成し、委員長表彰(区長)を受けた。同自治会が連続無火災で表彰されるのは初めてのこと。
北井会長は「各地区の取り組みを参考に防災活動を実施してきた」と振り返る。9月18日の式典で植木八千代瀬谷区長から感謝状を贈呈され、「自治会に所属する皆さんのおかげで受賞できた」と喜びを語った。
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