JA横浜と山崎製パン株式会社はこのほど、横浜市内産の梨「浜なし」を使った新商品「チョコサンド(浜なしジャム)」を発売した。
同商品は、JA横浜果樹部のナシ班に所属する農家が生産する「浜なし」で作ったピューレを使用し、クリームと共にチョコレート生地でサンドしている。チョコレートの甘さの中に、浜なしのフルーティーな香りが感じられる一品だ。
浜なしは、横浜市内で生産された梨の総称。主に農家の自宅直売所やJA横浜「ハマッ子」直売所で販売され、市場に出回らないことから「幻の果実」とも呼ばれている。7月下旬から9月が旬で、同商品には「シーズン終了後もこの果実のおいしさを味わってもらいたい」という思いが込められている。
JA横浜では、これまでにも浜なしを原料とした商品を販売してきた。レトルトカレー「やるJA(じゃ)んカレー」シリーズや、市内製菓メーカーとコラボした菓子などがある。
食品ロス削減も
山崎製パンでは、食品ロス削減などを目的に、全国の各工場が地元JAや生産者団体と共同で地域の特産品などを使った商品開発に取り組み、地域限定で販売する「ご当地商品」などを展開している。
今回のコラボ商品は、JA横浜から山崎製パンに企画を提案したことで実現した。JA横浜事業企画室の岡部将樹次長は、「今回のコラボは、より多くの消費者に横浜市内産の農産物を知ってもらう絶好の機会。今後も、こうした商品開発を積極的に進めたい」とコメントしている。
「チョコサンド(浜なしジャム)」は、12月末まで関東を中心としたスーパー・コンビニの他、JA横浜直営の「ハマッ子」直売所(30日迄)で販売される。1個140円(税込)。
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