旭区の二俣川小学校で12月20日、地元農家の野菜を使用した調理実習が行われた。
同校では、地産地消を教えるにあたり、区内で農業を営む「横浜ワタヤファーム」の小川名(おがわな)駿代表(27)=人物風土記で紹介=に、家庭科の授業で使う野菜の提供を打診。小川名さんが快諾し、地元農家と小学校の交流が実現した。
この日は5年1組が調理実習を実施。児童たちは、前日夕方に収穫したばかりだという白菜、長ネギを用いた味噌汁を、小川名さんの指導も受けながら作った。
出来上がった味噌汁を食べた児童は「ネギが甘くて美味しい。野菜がもっと好きになった」と舌鼓を打った。
その後は小川名さんへの質問コーナーが行われた。これからの目標を聞かれた小川名さんは、「農家の平均年齢は68歳くらいといわれており、高齢化が進んでいる。野菜を食べ続けられるように、この状況を変えたい」と語った。
旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|