瀬谷区阿久和南の放課後等デイサービス事業所「ラウレアビレッジあいりんハウス」の子どもたちが飾り付けたイルミネーションが、地域に温かな光を灯している。
暗い道路沿いで煌々と輝くイルミネーション。同ハウスの園庭にあるヤシの木やフェンスに電飾がびっしりと飾り付けられており、その存在感がひと際目立つ。
放課後等デイサービスは、子どもたちの生活能力や集団生活への適応力などを向上させるための支援施設。2019年に開所した同ハウスでは、22年から地域交流も兼ねてイルミネーションを始めた。1年目と2年目は職員らが中心で、子どもたちは手伝いをする程度だったものの、今シーズンから本格的に参加。箱を持ち運んだり、電飾を一緒に飾り付けるようになったという。
「先生のお手伝いをしながら飾りました」と菅原大夢(ひろむ)さん(小学校3年)。浦野千尋さん(高校3年)は「イルミネーションがきれいに光るところが好きです」と話す。施設長の梅澤愛里さんによると、毎年の飾り付けを楽しみにしている近隣住民もいるそうで、「地域の方々に事業所を身近に感じてもらえれば」と期待を寄せる。
ライトアップは日没から午後6時25分頃まで。ソーラー電池を使用しているため、日中の天候によっては点かなかったり、点灯時間が前後することもあるという。平日の5時30分頃から6時25分頃までの1時間は園庭で見学できる。期間は2月16日(日)まで。問い合せは同ハウス(瀬谷区阿久和南3の39の9)【電話】045・744・7621。
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