意見広告・議会報告
26年度からの全員給食を目指し 熱血市政レポート 中学校給食開始へ準備進む 横浜市会議員 花上(はなうえ)喜代志
私たちが要望し、山中竹春市長も実現を目指していた市立中学校における全員給食が2026年度から始まります。前年にあたる25年度は全員給食の円滑なスタートに向けて、配膳室の整備や教職員向けの研修が進められるほか、モデル実施により効果検証などを行う「推進校」が全校に拡大されます。
デリバリー方式で早期実現
横浜市の中学校給食は21年4月から、選択制のデリバリー方式となっており、26年度から全員給食に移行します。全員給食の実現にあたっては、各学校に給食室を整備する方法や、大規模な給食センターを最低6カ所建設する方法などが検討されました。しかし、敷地確保の観点などから困難であり、共働き家庭の増加などを踏まえて、最も早期に実現できる手法としてデリバリー方式が採用されました。
食缶で汁物を温かく
給食の汁物は26年度から、保温性の高い容器に入れて各校に届ける「食缶方式」を導入。カレーやシチューなどを温かく提供することが可能になります。汁物食缶の試行実施では1000人近い生徒のうち、約87%が「美味しかった」「どちらかと言えば美味しかった」とポジティブな声を残していました(25年1月)。また、冷たさから改善要望が多かった副菜については3品から2品に変更。その分、汁物の具材を増やすことになっています。
全員給食の開始まで残り1年。スムーズに移行できるよう、これからも努力していきます。
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