意見広告・議会報告
市政報告 避難所の環境整備推進へ 横浜市会議員 くしだ 久子
令和7年度の予算案は、総計3兆9881億円となっています。この内、一般会計は1兆9844億円で、社会保障や公共事業、教育、福祉など市の基本的な行政サービスを行っています。
今回の予算案は、「新たな地震防災戦略」で示される防災・減災に関わる事業にも重点が置かれています。感震ブレーカーや家具転倒防止器具の設置補助、消火の際に使うスタンドパイプの整備補助についても設置目標を高くしました。
また、避難所生活での環境にも配慮が進み、簡易防犯カメラや防犯ブザーを配布し、日頃の訓練でも活用していただけるようにします。プライバシー確保のためのパーティションを備蓄品として配備、更にトイレの洋式化も加速化され、小中学校のトイレは11年度までに98%、帰宅困難者等も考慮をして公園のトイレについては10年度中に完了とされました。
ペット同室避難の提言が実現
今回の地震防災戦略に盛り込まれた「多様な避難への支援」の中に「ペットとの避難」についても記載されました。地域防災拠点に一時飼育場所を設けるための資機材の配付に加えて「ペットとの同室避難」実施があります。
私はかねてから、災害時に避難するときに飼い主がためらうことなくペットを連れて避難できるように、避難所での受け入れ体制整備の推進を要望してきました。市長には「モデル事業で出てきた課題などを十分検証し、同室避難場所の数を増やすなど拡大を図っていきたい」との答弁をもらいました。
人もペットも暮らしやすい社会の実現のため、引き続き取り組んでいきます。
串田久子
横浜市旭区中希望が丘111-1 勝滝ビルB1
TEL:045-212-3327
chako-naka@kussy.com
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