旭区の旭中学校(田邊正彦校長)がこのほど、第43回全国中学生人権作文コンテストの実施に多大な協力をしたとして、法務省から感謝状を受け取った。
中学生の人権意識高揚を目的とする同コンテスト。今年度、同中学校は全校生徒約300人が作文を提出しており、今回の授与につながった。
同中学校ではこれまでも、生徒の人権意識を高める取り組みに注力してきた。5年ほど前からは、生徒会が主催でいじめについて考えるための全校集会を実施。「何気ないいじりが相手を傷つける」などをテーマに議論しているという。
また、美術の授業にも人権問題を取り入れた。人権についてのキャッチコピーを考え、絵と言葉で伝えるポスターを作成したという。加えて、教員の意識向上にも力を入れる。外部講師を招いた勉強会や、児童養護施設を見学しているという。
人権に関する取り組みを担当する杉山一気教諭は、その効果もあって「子どもたちが誰に対しても優しく接することができている」という。今後も「このような取り組みを継続していきたい」と語った。
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