神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区・瀬谷区版 公開:2025年3月27日 エリアトップへ

善部小児童 デフ五輪、壁画でPR 認知度アップに一役

教育

公開:2025年3月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
創作する児童たち
創作する児童たち

 旭区の善部小学校(朝川健太郎校長)の6年3組の児童が3月10日、ろう者の国際スポーツ大会「デフリンピック」に関する壁画を善部町の一角で描いた。今年11月の東京開催に向けて、国内で認知度の低い同大会を多くの人に知ってもらおうという取り組みだ。

 デフリンピックは「耳が聞こえない、聞こえにくい」アスリートの大会。国際ろう者スポーツ委員会の主催で、4年ごとに開かれている。1924年に始まり、今年の東京は100周年の記念大会となる。

 6年3組は2024年度、総合的な学習の一環として、ろう者とコミュニケーションを図る手話を学んできた。その中でデフリンピックについて知り、種目や市内出身の選手などを学習。2月にはブラジル大会の空手組手で銅メダルを獲得した湯澤葵選手などを学校に招いた。

 壁画の制作は、デフリンピックの国内認知度が約16%という現状を知った児童たちが企画。同校では、電気工事などを手がける(株)スリーライズ=善部町=の協力のもと、卒業生が同社の壁に絵を描く取り組みを続けていたため、そこで地域にPRすることとなった。また、ポスターも制作し、自治会の掲示板や区役所に貼ってもらえるよう協力を呼びかけた。

 10日は6年の各クラスがそれぞれ壁画を創作。3組の児童は、「耳の聞こえない人が出るオリンピックだよ」「11月開催!」と紹介するとともに、競技の絵も描いた。

 「一目でデフリンピックの内容が分かるように説明を加えました」「21種目のなかからサッカーや水泳などを選んで描きました」と、新井佳芳さんと西冬真さん。望月優衣さんと小柳晴二郎さんは、「耳が聞こえない人がたくさんいるということを大会を通じて知って欲しい」「みんなが暮らしやすい世のなかを作ることにつながれば」とそれぞれ期待している。

完成した壁画
完成した壁画

旭区・瀬谷区版のトップニュース最新6

デフ五輪、壁画でPR

善部小児童

デフ五輪、壁画でPR

認知度アップに一役

3月27日

4月から左近山に統合

旭警察署市沢交番

4月から左近山に統合

警官不足などを背景に

3月20日

海軍道路の桜“2世”植樹

上瀬谷小児童

海軍道路の桜“2世”植樹

接ぎ木し、2年かけ生育

3月20日

開催2年前を盛大に

グリーンエキスポ

開催2年前を盛大に

行政や花博連絡協が行事

3月13日

ITで小児がん理解啓発

横浜市

ITで小児がん理解啓発

「メタバース」で患者支援も

3月13日

小学生が企画・演出

クラシックコンサート

小学生が企画・演出

あじさいプラザで16日に

3月6日

求人特集sponsored by 求人ボックス

調理補助・無資格可の調理師/調理スタッフ

ACA Next株式会社 あさひの丘病院内の厨房

横浜市 旭区

時給1,230円~

アルバイト・パート

無資格可の調理師/調理スタッフ

特別養護老人ホームグリンサイド清盛

横浜市 旭区

時給1,200円~

アルバイト・パート

調理スタッフ・無資格可の調理師/調理スタッフ

万騎が原地域ケアプラザ

横浜市 旭区

時給1,162円~1,300円

アルバイト・パート

調剤薬局勤務の薬剤師

ファースト薬局

横浜市 旭区

時給2,000円~2,500円

アルバイト・パート

美容師/鶴ヶ峰駅/社員募集/4月1日更新

スマイルカラー鶴ヶ峰店

横浜市 旭区

月給22万円~25万円

正社員

作業療法士/2025年3月29日更新

保土ヶ谷病院

横浜市 旭区

正社員

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月27日0:00更新

    0

  • 3月13日0:00更新

    0

  • 2月20日0:00更新

    0

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年4月1日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook