旭に"ロック"の場を 中高生が公会堂に 世代間交流も
旭公会堂がロックで揺れる―。横浜旭ロータリークラブ(以下RC・齋藤善孝会長)が、区内の中高生や地域住民らが出演するロックコンサート「横浜旭RCチャリティーコンサート」を、1月8日(日)に初開催する。横浜鶴峰RC協賛。
「軽音楽の発表の場をつくりたい」。コンサートの発起人は、旭RC会員で左近山中央診療所の福村正院長。自身もロックバンドを組み、ギターとボーカルを担当している。
「ブラスバンドやジャズは発表の機会も多いが、ロックは少ない」と感じていた福村さん。同時期に旭RCで東日本大震災の復興支援を考えていたことから、チャリティーコンサートの開催が決定。出演依頼を区内の中学、高校に持ちかけたところ、3校が参加することになった。
総勢38人が出演
コンサートに出演する市立左近山中学校音楽部は日ごろ、部員らがチームを組み、バンド活動に打ち込む。活動の場は学校内の行事や地域の夏祭りなどが主で、今回のような規模は初めてという。部長の高取佑佳さんは「大きな舞台でやる機会は少ないので嬉しい。明るく楽しい演奏をしたい」。顧問の岩倉奈穂美教諭は「他のバンドの方々と交流し、多くのことを吸収してほしい」と期待する。同部は7チームに分かれ、木村カエラの「Yellow」やAKB48の「大声ダイヤモンド」などを披露する。
コンサートは午後3時30分から8時ごろまで(開場30分前)。入場無料で出入り自由。会場内には募金箱が設置される。出演はAKMN(RC)、左近山中学校音楽部、カメさん(旭高校)、HagureMetal、Ugly Monkey(横浜商大高校)、Takutosu(旭区有志)、T―image(RC)の総勢38人。J―POPからブラック・サバス、ビートルズ、サンタナなど幅広いロックで会場を盛り上げる。福村さんは「世代を超えたロックを楽しんで」と話している。
詳細は【電話】045・365・3273旭RC事務局。
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