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旭区版 掲載号:2013年1月24日号 エリアトップへ

ズーラシア 「サバンナ」4月公開 動物とのふれあい重視へ

社会

掲載号:2013年1月24日号

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先行公開されるバードショー広場(上)とアフリカンヴィレッジ
先行公開されるバードショー広場(上)とアフリカンヴィレッジ

 よこはま動物園ズーラシア=上白根町=で現在整備中の新エリア「アフリカのサバンナ」が、4月19日に一部公開される。東アフリカに生息する動物の展示のほか、同園初のショーも行われるなど新たな試みも始まる。

 今回、先行オープンするのは、既存のアフリカの熱帯雨林の奥に位置する約1・6haの「ふれあいエリア」と「疎林エリア」の2カ所。オナガザルの一種・アビシニアコロブスや小型ヤギのピグミーゴート、鳥類など21種242点の展示を予定している。

 先行公開エリア内では同園初となるショーを行う「バードショー広場」を設置。調教された鳥が飛びまわる姿を間近で見ることができる。また、ラクダに乗れる「ラクダライド」や牧畜民族の集落を再現し、ピグミーゴートと触れ合える「アフリカンヴィレッジ」などがあり、今まで同園になかった「ふれあい」を重視したエリアとなっている。

 全面オープンは来秋以降を予定しており、草原、湿地、コピエ(岩場)の3エリアが新設され、全体で約4・6haとなる。草原エリアでは、キリンやシマウマ、チーターなど肉食・草食動物が混在した状態で展示されるという。

日本最大級に

 「生命の共生・自然との調和」をテーマに、気候帯、地域別の8エリアで動物を展示している同園。1999年の開園以来、アフリカの熱帯雨林やチンパンジーの森など順番にエリアを拡張しており、今回のアフリカのサバンナが最後の整備エリアとなる。同園によると、全面開園すると全体の敷地面積は約53 haとなり、日本最大級になる見込みだという。

 また、今回の先行開園時期の決定は、6月に横浜で開催される第5回アフリカ開発会議も考慮されており、開催時期に合わせてイベントなども行っていくという。同園の鈴木浩副園長は「アフリカ開発会議を盛り上げる一因となれば。一校一国運動とも連携していきたい」と話している。

開園式に市民招待

 市では4月19日に行われる開園式典に市民100人を無料招待する。希望者は2月15日〜28日に、往復はがきに住所、氏名、電話番号、希望人数(2人まで)を記載し、〒231-0017中区港町1の1横浜市環境創造局動物園課まで。詳細は同課【電話】045・671・4124へ。
 

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