神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
旭区版 掲載号:2013年5月30日号 エリアトップへ

若葉台市民図書館 開館1年、会員400人超に 6月15日に記念事業

文化

掲載号:2013年5月30日号

  • LINE
  • hatena
寄贈された「布絵本」を広げる宮本事務局長
寄贈された「布絵本」を広げる宮本事務局長

 昨年6月にNPO法人若葉台スポーツ・文化クラブ(南宏市朗理事長)が旧若葉台西中学校の図書室を再利用して開館した若葉台市民図書館「SOLA(そら)」(瀧本總一郎館長)。開館から約1年の間に、貸出カードの会員は444人(5月24日時点)、利用者は延べ3350人となり、貸出総数は3428冊に達した。

 市民ボランティアスタッフにより運営されている同館はこの1年間にも市民から本の寄贈を受け続け、現在児童書2800冊を含む約9200冊の本が揃う。定期的に横浜市山内図書館=青葉区=から貸出を受けている本も800冊ほどあり、同館事務局長の宮本利行さん(65)は「当初は手探りで借りてきていたけど、1年間で少しずつ利用者のニーズもわかってきた」と手応えを話す。

 日ごろからスタッフと利用者との交流は多く「お母さんの子育て相談に乗ったり、小学生にはあいさつを教えたり。利用者とのふれあいも楽しい」と笑顔を見せる。地域のサークルから布絵本などの手作りおもちゃなども寄せられており、小さな子どもの遊び場にもなっているという。 

 宮本さんは「従来の枠にとらわれず、自由な交流の場にしてほしい。騒ぐのも自由だし、飲食も自由なので」とより多くの利用を呼びかけている。 

運営費に課題

 同館は運営費の大部分を募金に頼っており「スタートした1年目とは違い、募金は減ると思うので資金の確保が課題。スタッフを増やして多くの開館時間を確保するためにも財政の基盤を整えたい」と宮本さんは意気込みを話した。

 6月15日(土)には開館1周年を記念したイベントも行われ、講演「本をめぐる最近の動き」や地域住民によるクラリネットの演奏なども。詳細はSOLA【電話】045・744・5973へ(開館/火・木・土・日/午前10時〜午後4時)。

旭区・瀬谷区版のローカルニュース最新6

光と音楽が織りなす横浜冬の風物詩「ヨルノヨ2024」

光と音楽が織りなす横浜冬の風物詩「ヨルノヨ2024」

12月5日から30日、都心臨海部で

11月22日

猛暑乗り越え、ざる菊見頃

猛暑乗り越え、ざる菊見頃

今宿南町・栗原さん宅

11月21日

「国内で普及させたい」

ベルギーワッフル専門店

「国内で普及させたい」

二俣川でオープン

11月21日

J1昇格、市長に報告

横浜FC

J1昇格、市長に報告

「来年が本当の勝負」

11月21日

公園を花で彩る

瀬谷RCと横浜隼人

公園を花で彩る

園芸博に向け機運醸成

11月21日

横浜薬科大と共同研究

県立がんセンター

横浜薬科大と共同研究

「漢方薬」の分野で協力

11月21日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 11月21日0:00更新

  • 11月7日0:00更新

  • 10月24日0:00更新

旭区・瀬谷区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

旭区・瀬谷区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年11月22日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook